転職前にチェック!確認すべきポイントは?
転職前にチェック!確認すべきポイントは?
どこを確認すべきか
資格を活かせる職場に転職するためにも、事前に確認すべきポイントを押さえておきましょう。まず大切なのが仕事内容です。採用されてから「思っていたのと違った」とならないようにしましょうね。資格を活かせる仕事内容というのはある程度限られてくるはずです。提供しているサービスの種類や施設の方針などを確認しておきましょう。職場ごとに特色が違うので細かい部分まで調べてくださいね。
そして、給料です。各種手当や賞与の有無、支給実績、昇給の仕組みなどを確認してください。事前の調査では分からなかった部分については、面接などで確認しておくといいですよ。月給だけに注目せず、年収ベースで考えることが大切です。加えて、休日についても確認しておきましょう。介護業界の平均休日は110日程度といわれています。この日数より多いのか少ないのか、また、有給休暇の取得率はどうなっているのかを確認しておきましょうね。
見落としがちなのが福利厚生です。退職金の金額や共済などの制度に加入しているかどうかは非常に重要ですよ。給料が高くても、退職金が低ければトータルの収入は少なくなってしまいます。福利厚生の一環で入院保険に無料で入れるといったケースもあるので、きちんと確認しておきましょう。
自分の知識やスキルに不安があるなら、研修制度の充実度も重要ですね。その職場がどれだけ職員に対して投資しているかの指標にもなります。人材育成に力を入れている職場なら、長く働いていける可能性が高いですよ。
転職の失敗例
事前に確認すべきポイントが多くて大変かもしれませんが、転職に失敗してしまうと人生における大きな損失になります。そのため、転職の失敗例についても確認して、対策を講じましょう。転職の失敗例としてまず挙げられるのが、「給料だけで決めてしまった」というケースです。介護士は他の職種と比較して給料が低い傾向にあり、そのためできるだけ給料が高い職場に転職したいという気持ちが働きます。しかし、給料が高くても試用期間が非常に長く、その間は契約社員並みの待遇だったなんてケースも少なくありません。
また、職場見学に行かずに転職先を決めるのも危険です。職場見学をすることで全体の雰囲気が分かります。雰囲気が良いところは、当然ながら働きやすい環境が整っていますね。逆に、働いている職員の態度が悪く利用者の表情が曇っているような職場は要注意ですよ。
転職先の比較検討も怠らないようにしてくださいね。早く転職先を決めたいからといって、最初に内定をもらった職場に決めるケースも少なくありません。結果的に後悔する可能性が高いので、最後までしっかり比較検討して決めましょう。


