介護士におすすめの資格はコレ!

介護士におすすめの資格はコレ!

資格の種類

介護の資格は多岐にわたります。それぞれ難易度や得られる知識が違うので、どの資格に挑戦するのかは慎重に決めたいところですね。まず知っておきたいのが、公的資格、国家資格、民間資格の違いです。公的資格は国の介護制度に組み込まれており、社会的な信用度が高く職場での評価にもつながりやすい点が特徴です。初めて介護業界に挑戦する人は、今後のキャリアを見据えて公的資格から優先的に取得するケースが多いですよ。介護業界における国家資格は介護福祉士です。国家資格ということで、社会的な信用度は抜群ですね。
一方、民間資格は法律などの後ろ盾のない、民間団体や企業が独自のカリキュラムを設けて認定しているものです。信用度という意味では、国家資格よりも劣る部分があるかもしれません。しかし、専門性を高めて幅広い領域に対応できる介護士になるためには、民間資格の取得も視野に入れておくことをおすすめします。自分の興味や学びたい分野に合致していれば、挑戦する価値は十分にある資格といえますね。

主な公的資格と国家資格

社会的な信用度の高い公的資格と国家資格について紹介します。初めて介護業界に挑戦する人は、介護についての全般的な知識やスキルを身につけられる資格の取得を目指すといいでしょう。
ホームヘルパーとして活躍したい人におすすめの民間資格として挙げられるのが、生活援助従事者研修です。高齢者の自宅を訪問して掃除や洗濯、調理などの生活援助を行う際に必要な資格ですよ。研修のカリキュラムは59時間となっています。
介護の基礎を学びたい人がまず取得を目指すのが、介護職員初任者研修です。こちらも公的資格ですね。生活援助従事者研修を受けていない場合は、130時間のカリキュラムを受講する必要があります。すでに生活援助従事者研修を取得している場合は、一部のカリキュラムが省略されますよ。
介護職員初任者研修を取得した後に目指すことになるのが、介護福祉士実務者研修です。国家資格である介護福祉士の受験には必須の研修となっています。介護職員初任者研修を取得していない場合のカリキュラムは450時間となっています。
介護福祉士実務者研修を取得してようやく挑戦できるのが、国家資格である介護福祉士です。安定性や信頼性という意味では、非常にメリットの大きい資格といえますね。
そして、介護福祉士を取得した介護士が次のステップに進むために取得するケースとして多いのが、介護支援専門員です。いわゆる、ケアマネジャーというやつですね。この資格があれば、ケアプランの作成などができるようになります。ケアマネージャーは公的資格ですが、介護福祉士からのキャリアアップを目指して取得する人が多いですよ。