公的資格として代表的なものといえば、介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修ですね。介護職員初任者研修は介護の基礎を学べる資格です。取得すれば身体介護の実施が可能になるため、活躍の場は一気に広がりますよ。また、介護福祉士実務者研修はより専門性の高い知識とスキルを学べる資格です。サービス提供責任者のポジションに就けるので、仕事の幅はさらに広がるでしょう。未経験から挑戦する人は、まずは公的資格の取得を目指しましょうね。
まず重要なのが、どの民間資格を取得するのかといった部分です。近年需要が高まっているのは、認知症ケアに関する分野です。そのため、ここでは認知症ケアを学べる資格に焦点を当てて紹介しますね。認知症ケアに関する民間資格として挙げられるのは、認知症ケア指導管理士、認知症介助士、認知症ライフパートナー、認知症ケア准専門士の4つです。これらの資格があれば、認知症ケアを実施するグループホームなどで活躍できるようになりますよ。
介護の国家資格といえば介護福祉士です。介護福祉士を取得していれば、ほとんどの介護現場で働くことができるでしょう。さすが国家資格といったところですね。また、介護現場以外でも働くことができるようになります。例えば、介護福祉士養成施設や福祉系高校の教員、公的資格の取得を目的としたスクールの講師などが挙げられますね。それだけでなく、保育士や社会福祉士といった資格を取得する際にも、介護福祉士として働いて得た知識が役立ちますよ。
